後悔しないためのワキガ手術〜治療前に知っておくべきその特長
手術はデオドラントなどの一時的な対策とは違い、効果が永続する根治療法です
しかし、その特長を理解していなければ、「思っていたのと違う！」と後悔してしまうこともあります。
そこでこの記事では、ワキガの手術を行なう際に、気をつける点についてまとめています。
ワキガの手術は大きく分けると2つある
ワキガの手術は大きく分けると2つになります。
この2つは手術法が異なるため、当然、メリット＆デメリットが違ってくるんですね。
また
「短時間で済ませたい」
「傷跡を残したくない」
「確実性を重視したい」
なにを重視するのかによって選択すべき手術が異なります。
ですから、手術前にしっかりと、それぞれの特長を理解しておく必要があります。
非直視下手術法の特長
非直視下手術法とは機械による手術のことです。
医師が目視しながらメスを入れるのではなく、機械によってすべての手術を行います。
メリットとしては
短時間で済み、傷跡が残りにくいこと。
また、師の技量に左右されにくいため、一定のクオリティが保たれるという安心感もあります。
デメリットとは
医師が目視しないため、ワキガの原因であるアポクリン腺を完全に除去できないことがあること。
アポクリン腺が残ってしまうと、再び臭いや多汗が再発してしまうことがあります。
以下が非直視下手術法の一般的な方法です。
・皮下組織掻爬法
・皮下組織削除法
・皮下組織吸引法
非直視下手術法は「傷跡を残したくない」「なるべく短時間で治したい」と、いった方に向いている手術です。
直視下手手術法の特長
直視下手手術法とは医師が目視しながら、直接メスを入れる手術です。
メリットは医師が目視しながら手術するため、ワキガの原因であるアポクリン腺を完全に除去できることです。
一方デメリットは、皮膚を切開するため傷跡が残りやすく、
傷跡が塞がるのに時間がかかってしまうことです。また医師が直接執刀するわけですから、技量によっても結果が大きく変わってきます。
直視下手手術法には以下の方法があります。
・切除法
・剪除法
・直視剥離法
直視下手手術法は「時間がかかっても確実に治したい」そのような方に向いている手術です。
このようにワキガの手術には
非直視下手術法と直視下手手術法があり、それぞれメリット＆デメリットが異なるんですね。
ですから、手術前にしっかりと医師と相談し、手術の特長を理解する必要があります。
また手術はあくまで最終手段。
「今まで様々な対策方法や治療法を試してけど、ダメだった…」そのような場合のみに、手術に踏み切るようにしてください。
